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flower and needles

共働きパパのプチ絵日記

優先順位を考える

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転職条件の優先順位

去年の転職で、主に転職エージェントを利用して求職活動をした。
そのエージェントの担当者からこんな質問があった。

「『労働時間』『勤務地』『業務内容』『年収』の優先順位を教えてください」

それに対しての回答は以下。

  1. 勤務地
  2. 労働時間
  3. 業務内容
  4. 年収

1.の勤務地は、具体的にいうと「自宅から1時間以内で通勤できること」「当面は転勤見込みがないこと」の二つを希望した。
2.の労働時間は、残業が少なく「基本的に21時までに自宅へ帰り着けること」を希望した。(このあたりは「残業が少なめで――」と曖昧にいうより、リアルな数字で伝えるほうが確実)
そして、3.と4.は「よほどメチャクチャな条件でなければあまり気にしない」と伝えた。

私に限らず中途の場合、前の会社を辞めた理由(転職動機)が、優先順位に大きく反映されると思われる。

優先順位を考えることの重要性

今思えば、この「優先順位は何か?」という質問は、転職活動において最重要といってもよいくらい大切なことだと感じる。

ひとつは「転職エージェントと意識を共有する」という意味で。 「転勤なし」「残業○時間」「最低年収○万円」という希望条件を伝えていても、どちらがより重視されるのかという点については伝え忘れがちである。

余談として、転職サイトの入力項目ではこうした希望条件はチェックボックスで表現されていることが多いが、本来は項目に重み付けがあるべきだと思う。

また、「自分自身の考えをまとめる」という意味でも、箇条書きや順位付けというのは非常に効果が高いと感じた。
熟考して突き詰めた自分ルールは、その場の感情に流されない。
これは自らの転職ポリシーを固める上で確実に役に立つ。

他者に流されないための土台

あと転職エージェントは、必ずしも転職する人の希望条件にマッチする案件ばかりを案内してくれない。

たとえば「転勤なし希望」と伝えていても、「この会社は勤務地は県外転勤ありになっていますが、残業なしで年収も高くておすすめですよ」といった案件をプッシュされることがある。
心変わりを狙ってかなりしぶとくチャレンジしてくる。

というのも、転職エージェントというのは人材と企業のマッチングサービスなのだが、契約年収が高いほどエージェント側への紹介報酬も多くなるからのようだ。
だからエージェント目線でいえば、「1. 年収」と回答する利用者が最も楽なのだろう。

転職にあたって、希望条件とマッチしていたり、していなかったりする多くの求人情報に触れながら、取捨選択を繰り返す。
そこで「もう仕方ないからこの辺でいいや」と妥協せずに最善の結果を得るために、「もともと転職を決意した理由は何?」ということをいつも意識していなければならない。
さもなければ遠くない将来に、また転職する羽目になる。

したがって転職の希望条件に優先順位を付けるという作業は、「自分が転職するのはこういう働き方を実現するためであって、そのために不可欠な条件はこれなんだ」という、転職のテーマを打ち出す助けになると思う。

過去の優先順位

ちなみに、新卒の時にはどんな観点で企業を探していただろうかと考えてみた。 おそらく下記のようなところだと思う。

  1. 業務内容
  2. 勤務地
  3. 年収
  4. 労働時間

会社というもの自体うまくイメージできず、「とりあえずちゃんとした会社に就職して安定を得たい」というふわっとして気分で会社を見て回った。
1.の業務内容は、「面白そうな仕事であること」程度のものだった。
今振り返ると将来設計の甘い部分が多い。

また子供が生まれてからは家庭と仕事のバランスというものを強く意識するようになった。

ただ、社会人経験がない中で「働き方とは」という問いに向き合おうとしても、どうしても想像しづらい部分がある。
同様に、妻や子がいないときに「家庭を大事にしながら働ける職場かどうか」なんて観点は持っていない。
私自身、一回目の就職における反省点や苦労があって、そのおかげでやっと「マイ優先順位」が見えてきた面はあると思う。

失敗も経験値

優先順位を考えることは、様々なシーンで役立つと再確認した。
また自分の優先順位を正しく把握するためには、それに見合った試行錯誤や労力が必要。
転職後は今までの失敗経験も活用しながら賢くやっていきたい。

というか、最終的に「その人がどんな失敗をしてきたか」が武器や強みになると考えている。